天津経済技術開発区(TEDA)
1984年12月に中国国務院の承認を得て塘沽区に設置された経済特別区。「TEDA」は英文名称Tianjin Economic-Technological Development Areaの略で、それを中国語に音訳して「泰達」〔Tai\4 Da\2〕と呼ばれている。また、天津最大の開発区であり、「開発区」と言えばここを指す。
天津経済技術開発区は天津市区から約50kmに位置し、総面積は33平方kmに及ぶ。中央には京津塘高速公路が東西に走っており、それを境に南側は金融・貿易・生活区、北側は工業区となっている。天津経済技術開発区への進出企業は2000社以上で、日本の企業も多数進出している。
天津新港まで2km、天津空港まで38km、北京首都空港まで180km。同区と天津市区および北京は、京津塘高速公路で結ばれており、北京まで2時間足らずで移動できる。また、いくつかの幹線道路が全国の主要都市へ通じている。
同区では、国家産業政策の下、電子産業・自動車機械産業・バイオテクノロジー及び医薬産業・化学工業産業の4大産業の発展に重点を置き、食品業・新興建材業・軽工業製品業・生産生活サービス業の4業種の発展を奨励しており、資金誘致などの優遇政策を施している。
URL:http://jp.investteda.org/
武清開発区
1991年12月、北京市と隣接する武清県に設置された技術産業開発区。北京まで71km、天津市区まで25km、天津空港まで35km、天津新港まで71km。総面積は約25平方kmで、生活区、中心区、工業区から成る。日本のほかアメリカ、ドイツなど21の国家地域から400以上の企業が投資をしており、電子情報・新型材料・生物医薬・機械製造・自動車部品の5つの産業が盛ん。天鵝湖温泉度暇村をはじめとするレジャー施設も充実している。
URL:http://www.tjuda.com/
西青経済開発区
1992年7月に天津政府の承認を得て天津市南西部の西青区に設置された開発区。総面積は10平方km。天津市区より8kmで、周囲に各主要都市へ通ずる幹線道路があり、交通に便利である。約230社の企業が登録しており、90余りの企業が工場を設立している。
URL:http://www.xeda.gov.cn/
東麗経済開発区
1996年6月に天津政府の承認を得て東麗区に設置された経済区。天津市区と天津新港の中間に位置し、天津市区と塘沽区を結ぶ幹線道路・津塘公路沿いにある。天津空港まで3.5km、天津市区まで14km、天津新港まで30km。総面積10平方km。150社余りの企業が進出している。
URL:http://www.tjdeda.com/
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